歯科金属を売りたいものの、「どのくらいで売れるの？」「価格相場は？」と疑問に思うことも多いのではないでしょうか？
特にはじめて買取業者に依頼する場合は、その不安も大きいものです。そこで今回は、歯科金属の価格相場に関する情報をご紹介します。

歯科金属の買取価格はどう決まる？

まず、知っておきたいのが歯科金属の買取価格はどのように決まるのかということです。買取価格は、毎日更新される地金価格をもとに設定されています。

例えば毎日変わる、下記のような地金価格が買取単価の基になります。

※ある日の地金価格（例）
金 5,046円
パラジウム 5,951円
銀 60円
プラチナ 3,270円

歯科金属の買取相場

では、具体的に歯科金属の買取価格はどのくらいになるのでしょうか？
買取価格は、金属の種類やグラム数よって大きく異なりますし、手数料が発生することもありますので、一概には言えませんが、種類別の買取相場例をご紹介します。
（価格は2019年7月1日の相場値を参照相場値として使用しております。）

●研磨粉・削り粉
700円前後/g

●バキューム粉
10円前後/g

●12％金パラジウム合金（未開封）
50,800円/1個 30g

●12％金銀パラジウム合金（未開封）
50,600円/1個 30g

●12％金パラ製品（未開封）
50,600円/1個

●12％金パラ(開封品）
1,316円/1g

●金合金・白金加金製品（未開封）
25,000～40,000円

●銀合金・シルバー製品（未開封）
2,500～8,000円

歯科金属の買取手数料について

歯科金属の買取には手数料がかかる場合もあります。

手数料の決定方法としては、貴金属の総重量に応じて手数料が決まる場合と、1個あたりに手数料が決まっている場合があります。

手数料の有無や価格は、その流通経路に影響していることが多いです。一般的に貴金属買取業者は、歯科金属を顧客から買い取った後に、それをさらに貴金属買取専門業者に売却するという流れがあり、その中間コスト分が買取手数料に反映されます。

また、査定前に精錬などを行う必要がある場合は、外注業者に精錬を委託する必要があるため、その委託費用を賄うために手数料が存在します。

さらに、思っていた金属量を十分に抽出できるとは限らないため、「目減り分」を補うという目的も手数料にはあるようです。

いずれにしても、手数料は買取業者ごとに異なりますので、あらかじめ必ず確認しておきましょう。シカキンでは、買取から分析、売却まですべて自社で一貫して対応することが可能となるため、原則手数料は無料です。

歯科金属の見積もりを依頼する前に

歯科金属の費用相場をだいたい掴んだところで、いざ、買取を依頼する場合、まずは確認しておきたいことがあります。

●査定の実例を確認する
自分が今、買い取ってほしいと思っている歯科金属について、買取をお願いする業者に実績があるのを確認するのはもちろん欠かせません。特に、同じ種類の歯科金属がどのくらいで買取されたのかは必ず確認しておきたいものです。

●手数料の有無と、手数料の基準などを確認する
そして、先ほどもご紹介したように、手数料の有無の確認は必ずしておきましょう。買取価格がいかに高くても、手数料がかさんでしまっては困ってしまいます、各業者によって異なるため、必ず確認しておきましょう。

～まとめ～
歯科金属の買取相場や手数料など、金額面についてご紹介してきました。歯科金属といってもさまざまな種類がありますし、製品であれば、未開封か開封済かによっても変わってきます。シカキンではどのような歯科金属の買取についてもご相談に応じております。ぜひお気軽にご相談ください。